「マネジメント力不足」「定着率の低さ」にどう対応するか?旅館・ホテルが抱える人事問題の解決方法とは?

改善事例 3

C社 障害者福祉施設
職員数40名(正職員、パート・アルバイト含む)、1施設運営

マネージャーと施設長に対し、簡易評価表を使った毎月1回の部下面談を義務付けたことで、上司・部下間のコミュニケーションの質が向上し、仕事が今までよりスムーズに進むようになった。また、評価者研修の受講により正しい評価の観点が身に付き、人事評価を通じた部下指導力が強化された。

  介護業界では、施設運営や専門技能には長けているものの、人材教育や人事管理は学んでこなかった管理職が多いと思われます。部下指導をうまく出来ないため、人事評価制度をつくっても職員の納得性が低いといった声をよく耳にします。
 人事評価表とは別に毎月1回程度、内容を抜粋したものでもいいので小まめに実施し、面談を通じて教育に活用すると効果的です。職種別、等級別に最低限必要な項目とその到達基準が網羅されていれば、管理者としても部下指導がしやすく、部下にとっても「何がどう評価されているのか、課題は何か」が明確に分かるので、モチベーションアップになります。
 尚、評価者として人事評価を行った管理者が少ないことも多いため、いきなり評価をさせるのは危険です。評価基準の理解や、評価の手順について共通認識をもつためにも、導入時の「評価者研修」は実施しましょう。

■人事評価面談シート(1ヶ月1回実施)

毎月評価表サンプルPDFをダウンロード

■評価傾向と防止策

  評価傾向 その対策
1 中心傾向
  • ・部下とオープンな人間関係を築き、忌憚のない意見を言い合える間柄になっておく。
    ・評価項目の定義と基準を再確認する。
2 遠近誤差
  • ・その時その時の事柄を普段からしっかりと記録しておく。
    ・評価対象期間の原則をしっかりと守る。
3 寛大化傾向
  • ・実際よりも甘い評価は、長い目で見て部下にとってプラスにならないということを認識する。
  • ・部下に対して厳しい批判の目を持つことをためらわない。
  • ・評価の基準が低すぎないかを常にチェックする。
4 論理誤差
  • ・評価項目ごとに何を評価するのかという区分をはっきりと認識する。
    ・想像や憶測を排除する。
5 ハロー効果
  • ・一つ一つの評価項目ごとに、その定義を確かめながらしっかりと評価する。
  • ・日常の職務内容を良く観察し、事実に基づいた評価を行なう。
6 対比誤差
  • ・自分を基準に置かず、評価項目の定義や基準に従う。
  • ・自分の特性や考え方のクセを自己分析しておく。
  • ・部下一人一人を、みな違った個人としてみつめる。
7 逆算化傾向
  • ・一つ一つの目標や評価項目ごとに、その定義・着眼点と客観的事実を照らし合わせながらしっかりと評価する。

訪問介護、デイサービス、老人ホームなど、介護事業所が抱える人事問題の解決を支援します。ご質問やご相談はお気軽に下記へお問合せください。

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